やってられない!?ドラえもんにみる会社がクソ理不尽な理由
サラリーマンって大変ですよね。
それなのに過労死や自殺があるなんて悲しすぎますよね。
会社が不条理でやってられないあなたに贈ります。
部下の手柄は上司の手柄、上司のミスは部下のミス
これはドラマ半沢直樹の大和田常務のセリフです。
さすがにここまではないかもしれませんが、会社って理不尽なことありますよね。
「上司が仕事しない」
「役員が現場を知らないのに指示を出す」
こんなことは日常茶飯事でしょうね。
理不尽とは
理不尽の定義調べてみましょう。
道理に 合わないこと。また、そのさま
勘の鋭い人は分かると思いますが、この言葉通り考えると、会社や組織には必ず理不尽があることになります。
それは『人によって理不尽の範囲が異なる』からですね。
ここは要注意ですね。
特に社会人歴が浅い人は客観的に判断する必要があります。
これは、上司と部下では情報や経験が異なるため判断も自ずと異なるからです。
上司の言うことが理不尽だと思っていたとしても、周りの人はみんな正しいと思っていれば、あなたがおかしいという場合もあります。
上司から見て、仕事に対する価値観が甘い、学生気分が抜けてない場合は、あなたはタダの使えない部下です。
理不尽なことをやる人の心理
本題に入りましょう。
理不尽に対抗するには、理不尽な指示を出すやつの思考回路を理解する必要があります。
前提として、理不尽の発生するのは、上司から部下への指示です。
(他には役員から一般社員とか、お局社員から若い社員とか)
つまり、言うことを聞かせたいが、最もらしい理由がない(考えるのが面倒くさい)場合に理不尽が発生するわけです。
そのために、『こいつはどこまで言うことを聞くか』を認識した上でやってくるわけです。
ここ大事ですよ!!
私も部下いるから分かりますが、指示をする時には、部下の反応とアウトプットを想定してやります。
理不尽な上司の場合は、
・部下が言うこと聞きそうか
・反論はどう潰すか
・着地点はどこか
なんて考えてるわけですよ。
腹黒いですよね。
ジャイアンとのび太
ここで理不尽な人間が世の中にのさばる構図をドラえもんを使って説明しましょう。
1.ジャイアンがのび太に言いがかり
2.ジャイアンに殴られる
3.ドラえもんに泣きついて道具を出してもらう
この流れです。
ここで、例えばのび太が「先生へ助けを求める、ジャイアンのママにチクる」としたらどうでしょうか?
おそらくジャイアンはジャイアンのママにお尻を叩かれてやめるでしょう。
「タケシ!何やってるの!!」みたいな。
やり返されると分かったら、理不尽はなくなるんですね。
じゃあやり返さないと思われたらどうでしょうか?
これは怖いですよ。
やり返せないと分かったら、どんどん拍車がかかるわけですから。
ナメられたら終わりってやつです。
気付いたらナメられているメカニズム
話を会社に戻しましょう。
会社において、「知らないうちにナメられている」状況はどんな流れなのか。
入社したり、部署を異動した初日は、基本的に上司に無茶振りされるなんてないわけです。
気付いたら、仕事がとても多かった、面倒くさい仕事ばかり回ってくるようになっているというのがほとんどだと思います。
原因は「見えない陣取りゲーム」が行われているから。
人間はおもしろいもので、初回は抵抗感があることでも、2回目以降はやって当然のようになります。
やっかいな仕事をやらされる場合だって、初回は上司も申し訳なさそうにやらせますが、気がついたら当然のようにやらされるわけです。
(そしてあなたも疑問を抱かなくなります)
そして、2度あることは3度あるの要領で、以前からあなたの責任だったかのように仕事が行われるのです。
ミスをしたらもちろん、あなたの責任問題ですよ。
実際には理不尽な上司には、悪いやつもいれば、その上の上司の指示でやってる場合もあるわけです。
(後者が俗に言う中間管理職の板挟みというやつですが)
ただね、上司がどんな状況であろうと、言いやすい部下(ナメてる部下)にめんどくさい指示を出すわけですね。
あなたが断れない、何もやり返してこないことが分かっているからです。
分かりましたね?
あなたの仕事人生は、狡猾な上司によって、どんどん侵略されていくんです。
(もちろん、上司に自覚ないケースはあっても、本能的には理解してるはずです)
・・・ま、でも部下側も同じことやってますよね。
あなたも上司のOKラインを探りながら仕事しているように。
「ここまでやればやり直しさせられない」みたいな。
それと同じです。
言われっぱなしにしない
めんどうな仕事を押し付けられないようにして、成果が出やすい仕事や前向きな仕事をしましょう。
精神衛生上も社会人人生としてもプラスなのは明らかなわけなので。
そのためには、「あいつには理不尽な仕置きはできない」 と思われる必要があります。
・上司の上司が許可しているか確認する
・周囲の人間も巻き込む
・責任は上司にあることをメールなどで残しておく
こういった振る舞いが、相手の脳裏に残ればこっちのもの。
理不尽な扱いが減っていきます。
(他に言いやすいやつへターゲットが変更されます)
一番効果的なのは、
『思わず感情的になってしまった感じにする』
ですね。
「なんでそんなこと言うんですか!?」といって、大声出してみる。
もちろん、後でしっかりと謝罪しましょうね。
これは一撃必殺技なので、何度も使うと効果がなくなります。
正直、上司だと遺恨が残ります。
わざと、他部署とか、お局社員にキレるってのもありです。
『あいつは怒るとヤバイ』と思わせれば、こっちのもんです。
注意!!
口で言うのは簡単ですが、もちろん状況見てやってくださいね。
何でもかんでも口答えすると、評価されなくなり、下手すると仕返しくらって会社に居づらくなります。
僕が言いたいことは、「あなたの仕事人生はあなたしか守れない」ということです。
明らかな地雷は見抜いて回避してくださいね。
企業の指揮系統や倫理観がしっかりしていればいいですが、時として法律違反や社会的に完全にOUTなことをやらされることもあります。
最終的に全て自己責任です。
言い返さないと会社にはめられることもありますよ。
何も言えずに仕事を押し付けられ、評価されない仕事で毎日終電まで残業している友人はつらそうでしたよ。。。
言いたいことも言えないこんな世の中はポイズン
100年後の人が現代日本の働き方を振り返ると、同情されるでしょうね。
転勤辞令を拒否したら解雇されるような時代だから。